家賃の動向と今後の家賃の上昇傾向について

今日家賃を持っていったら、大家さんから今後の予定について話をされました。以前から聞いていた通り、やはりこのアパートは取り壊して駐車場にするとのこと。築四十年以上のボロアパートだから仕方がないですね。でもこんな狭い敷地を駐車場にしても、三台くらいしか車は停められないと思うけれどもどうなんでしょうか。下が二世帯、上が二世帯で合計四世帯。家賃が平均四万円として、合計十六万円。駐車場三台分ではとても十六万円なんて取れないと思うんだけど。多額の費用をかけて新しいアパートを作るよりそっちのほうが効率がいいんですかね。

振り返ってみればもう七年もここにお世話になりました。その間に転職や失恋や、その他にもいろいろなことがあったけど、大家さんに色々と相談に乗ってもらったり、更新の時も据え置きにしてくれたり、考えてみれば自分は恵まれていたのかもしれません。出ていかなければいけない期限はまだ先だけど、自分にとっても良い転機だから思い切って地元に帰ろうかな。

大家さんからは、もうアパートは壊すだけだから敷金のかわりに最後の家賃はいらないと言われました。あと、部屋を傷つけても何をしてもいいとも。以前にエアコンの穴も開けさせてもらったし、この先なにか改造したりすることはないかな。タバコでかなり汚してしまったし、あちこち傷だらけだったからちょっと心配していたけど、その点はラッキーでした。冷蔵庫もないような独身男の殺風景な部屋だから、引越しのときはパソコンだけを持っていけばいいかな。

駅からはちょっと遠かったけど商店街も充実していたし、暖か味があって本当に良い街でした。いちばんの思い出は……やっぱりどうしても彼女と過ごしたことになると思います。今まで書いたことはなかったけど、ここにいられるのももう最後なのでちょっとだけ彼女とのことを書いてみたいと思います。

彼女は会社の後輩でした。この部屋は自分が会社に就職が決まってから通勤のために借りた部屋だったので、会社からは歩いていける距離にあります。彼女とは最初は仕事のことで話していて、その内に親しくなってプライベートなことも話すようになって、仕事帰りによく近所の喫茶店に一緒に行きました。毎日のように喫茶店に通っているうちに、毎回お茶代を出すのも大変だし部屋も近かったので部屋で会うようになりました。告白したのもこの部屋。毎日楽しかったし休みの日もいつも一緒だったし、自分はいつかは結婚したいと思っていました。でもいつの間にか少しずつ歯車が狂っていって、結局はお別れすることになりました。怒ったり争ったりせず、静かに話し合って別れられたのがせめてのなぐさめです。うまくいかない関係というのは最初から決まっているものなのかもしれませんね。相手が悪いとか自分が悪いとかいうことではない、最初から決まっていたことなんだと思います。

残念ながら彼女とはうまくいかなかったけど、それも含めてこの街はもうすでに自分の中で良い思い出になり始めています。次はどこに引っ越すかはまだ決めていませんが、明日からさっそく荷物の整理だけは始めたいと思います。

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