友達の家はマンションの最上階だった~その資産価値ってどうなるの?

私は先日、仲の良い友達に「おウチに遊びに来ない?」と誘われました。
その友達は両親とマンションに住んでいます。
マンションのある場所は駅に近く、見た目もリッチな感じです。
友達とよく遊んではいましたが、家へ遊びに行ったことがなかったので、ちょっとドキドキしながらマンションへと向かいました。
マンションの玄関はオートロックで、ホールにインターホンがありました。
昔ながらの実家に住んでいる私からしたら、見たことのない設備ばかりで「私なんかが来る場所じゃない…」と、思ってしまいました。
「ピンポーン」
インターホンを押すと、見慣れた友達の顔が画面に映りました。
初めての場所にちょっとドキドキしていましたが、いつもの明るい友達の顔を見たら、なんだかホッとしました。
「いらっしゃーい!」
この友達の陽気な声が私は好きです。
「今ドア開けるね?」
友達がそう言うと、本当にエレベーターへと向かう通路のドアが開きました。
(すごい…。ここは私の知らない世界だ)
そう思いながら、エレベーターへと続く道を歩きました。
私の足元には大理石のようなタイルが敷き詰められていて、一枚一枚がキラキラと輝いています。
私はこけないように、一歩、一歩、慎重に歩きました。
「ふぅ…」
無事こけずにエレベーターに乗れた私は、この誰もいない空間にちょっと安心していました。
大きく深呼吸をして、心を落ち着かせました。
「ピーン!」
エレベーターに乗って、友達に教えてもらった番号を押しましたが、扉が開くまで気が付きませんでした。
そう、友達の住んでいる階は最上階だったのです。
風が吹き抜ける廊下から下を覗くと、人も車もちっぽけに見える高さです。
今まではなんともなかったのに、この景色を見た途端、足元からゾワ?っと寒気がしました。
(こんな景色見たことない…友達はこんなところに住んでるの??)
高所恐怖症ではありませんが、こんな高いところに来たら、誰もが怖く感じてしまうんじゃないか…と思うくらい高さがありました。
そして一番奥の部屋の前まで行き、インターホンを押しました。
「ハイハーイ!」
友達の声とほぼ同時に、ドアが開きました。
「いらっしゃーい!ここ、めっちゃ高いでしょ?」
「うん…ちょっと怖かったよ…」
「大丈夫?部屋に入っちゃえばへーき平気!ケーキ焼いたから食べよ?」
「うん…お邪魔します」
部屋に入ると友達の言う通り、高さのことはすっかり忘れて、友達の焼いてくれたケーキを食べながら、恋愛の話、将来の話、好きなファッションの話など、何時間も話をしました。
本当に部屋の中にいたら、こんな高い場所にいるなんて、ちっとも感じません。
最初はこんな高いところに住むなんて怖い!と思いましたが、最上階に住むのも悪くないかもしれません。

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